
書籍紹介

書籍概要
本の長さ
184ページ
寸法
出版社
中央経済社
ISBN-13
978-4502578816
価格
2,860円(税込み)
発売日
2026年3月31日
書籍紹介
多国籍化が進む職場で、日本人リーダーはどのように外国人材と向き合い、組織を成果へ導けばよいのか。本書は、外国人部下とのコミュニケーションの行き違い、指示が伝わらない、主体性が引き出せないといった現場の問題に、異文化マネジメントの理論と実務経験の両面から解決の道筋を示す実践書です。
■著者コメント
「外国人材を変えようとするのをやめたとき、チームが動き始めた。」
これは私自身がミャンマーの現場で経験した、最大の転換点を一言で表した言葉です。着任当初、私は日本式のマネジメントをそのまま持ち込み、より細かく管理し、日本式のやり方を徹底させようと躍起になっていました。それでもうまくいかない。その理由を、私はずっと「相手側の問題」だと思っていました。気づくのに時間がかかりました。問題は相手ではなく、「わかってもらえるはず」という自分の前提にあったのです。本書は、その気づきの過程と、そこから学んだマネジメントの実践を、学術的フレームワークと照らし合わせながらまとめたものです。現場で本当に使える知識とスキルを届けたいという思いで書きました。外国人材との仕事に悩むすべてのリーダーに、この本が少しでも力になれれば幸いです。
■目次
はじめに
第1章
文化の違いによるストレスの正体
第2章
相手を「変えよう」としない勇気
ー 「文化というメガネ」に気づく
第3章
「伝わらない」が前提
ー異文化コミュニケーション:
察する文化から伝える文化へ
第4章
「決める人」から「調整する人へ」
- 多様性を組織の強みに変える
リーダーシップ
第5章
心理的安全性と信頼の文化
ー誰もが声を上げられる組織へ
1 「なぜか上手くいかない」‐異文化環境の見えない壁
2 多様性が「面倒くさい」と感じるのは自然なこと
3 ミャンマー工場の2,000人との間で生じた文化の衝突
4 「なぜか分かり合えないのか」ではなく「違うことが前提」
5 違いを否定せず、客観的に「観察」するところから始める
6 面倒くささの先にチームの成長がある
7 不快感の正体は、自分の常識が揺さぶられること
8 自分の「当たり前」を疑う習慣 - バイアスの自覚と対処法
1 「変えたい衝動」との戦い - カルチャーショックサイクル
2 フラストレーション期を乗り越える
3 文化の違いを「測る」- ホフステードの六次元モデル(前編)
4 文化の違いをさらに深堀り - ホフステードの六次元モデル(後編)
5 文化だけではない四つの「距離」- CAGEモデル
6 「変える」から「理解する」への転換
7 違いを受け入れた先に見えた景色
1 日本人の「察する」文化が通じない理由
2 ハイコンテクストvsローコンテクスト - ホールの理論
3 コミュニケーションの八つの側面 - メイヤーのカルチャーマップ
4 伝わるコミュニケーションの実践 - シュラムモデルの活用
5 多言語環境でのコミュニケーション戦略
6 「伝わった」を確認する習慣
1 日本的リーダーシップの限界
2 リーダーシップの文化的多様性 - GLOBE研究
3 権限移譲と管理のバランス
4 意思決定プロセスの再構築
5 多様性を活かす組織づくり
6 調整者としてのリーダーシップ
1 心理的安全性とは何か - エドモンドソンの研究
2 失敗を許容し、学ぶ文化
3 信頼関係の構築
4 包摂的な組織文化の実現
5 持続可能な組織、そして未来へ
おわりに
メディア実績
-様々なメディアで紹介されています
