企業が製造業分野で海外に工場を設立した後は、多くの場合、生産性や品質の向上が大きな課題となってきます。
生産性の向上を達成するために多くの向上で実施されているのは部分最適によるものです。現地の主要なスタッフは自分が責任を与えられた範囲内でしっかりと責任を果たそうと努力し、その限定的な部分において改善を目指します。その一方で、横断的な思考は持ち合わせません。
進出した国の文化や教育制度にも大きく影響を受けます。例えば、ミャンマーでは年功序列の文化がまだ色濃く残り、学校の教育においても集団で一つのことを達成するというイベントをなかなか経験できず、日本の状況とは大きく異なります。
どんなに素晴らしい経営戦略も適切に実行されなければ机上の空論と言われるように、経営戦略を実現するオペレーションに関わるスタッフが自社の戦略をある程度のレベルまで理解できていなくては、工場のスタッフが「木を見て森を見ず」という状況から免れることは難しいと言えるでしょう。
実際のオペレーションに関わるスタッフが経営戦略を現場でどのように実践していくべきかという視点を少しずつでも持てるようになれば、現場が変化していくことは間違いありません。
普段の現場の「木」から離れ、「森」を見る機会を作ってみてはいかがでしょうか?
MKJではミャンマー人のスタッフを対象としたオペレーションマネジメントの講座を開講予定です。半日でオペレーションマネジメントのエッセンスを学べるように構成されています。ご興味がある方はまだ席に若干の余裕がありますので、お問合せください。
<1日でエッセンスを学ぶオペレーションマネジメント>
日時:2020年7月20日(祝)9:00-12:00AM
場所:MKJ International Education Center
受講料:30,000チャット
コース内容
ボトルネック
ガントチャート・生産方式
稼働率・生産性
待ち時間
サプライチェーン・マネジメントと在庫
商品特性に応じた生産管理
ブルウィップ効果
内製と外製
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